第2回お伊勢参りウオーキング(旧東海道を歩く) 【'14/7/5】

今日は、第2回お伊勢参りウオーキングに行ってきました。
6時30分に芝原会館に集合し、いつものように○○観光のワゴン車で甲賀
市土山町の田村神社(出発地点)へ向かいました。
今日の参加者は12名です。心配されたお天気も曇り空で、予報では午後か
ら雨なのでウオーキング中はなんとか持ちそうです。

【東海道(土山~関宿)のウオーキングルート図 GPSで計測】
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田村神社には、7時10分過ぎに到着しました。まず、全員でウオーキングの
安全祈願に本殿へお参りしました。
「どうぞ、無事に鈴鹿峠を越せますように」

【田村神社本殿にお参り 4562】
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早朝だったため、他に参拝客はおられず、私達だけで境内はひっそりと静
まりかえっています。本殿横の灯篭がなにやら鉄策で縛られています。
さぞかし重要文化財なのでしょうか。
私達の町の玉緒神社には、鎌倉時代とされる灯篭にも鉄策がされています。

【本殿横の灯篭 重要文化財? 4563】
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参拝後、参道をR1へ戻る途中、杉木立の間を抜けると野洲川にかかる街
道橋(田村川橋)に出ました。橋のたもとに安藤広重が描いた「土山宿・春
の雨」(橋を渡る大名行列)の看板があります。
橋の下には、描かれている
ような水がごうごうと大きな音をたて流れています。 
当時も同じように、鈴鹿の山を水源として流れていたのでしょうか。

この自然は、今も昔も変わりませんね。 
橋の上で記念写真を撮りました。


【安藤広重が描いた街道橋 4565】
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【街道橋を渡る 4567】
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街道橋にて記念写真 4569】
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橋を渡りきると当時、道中奉行所から出された高札「定」が書かれています。

【高札を見る 4572】
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ここから舗装道路が、旧東海道を示した黄道に変わります。
すっかり大きく育った田んぼを見ながら、鈴鹿に向かって家並みの間を
歩いていくと、めずらしいね。「白い七面鳥」が軒先で飼われています。
その先には、「蟹坂古戦場跡」の石碑があります。

【七面鳥 4573】
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【蟹坂古戦場跡 4574】
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江ノ島神社を過ぎるとR1に出てきます。R1歩道を400m程歩くと、土山
町猪鼻の入口です。そこを左に曲がると急な旧東海道の坂道を下り、
猪鼻集落に入ってきました。ここも、舗装道路が黄道です。集落の突き
当りが県道507号T字路で、その先は旧東海道がなくなっています。
今度は坂を登り、再びR1へ出てきました。

【江ノ島神社を過ぎたR1の案内板 4577】
ここから、旧東海道の田村神社を通り、土山宿へ行く経路が示されて
います。
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【猪鼻集落を歩く 4583】
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15分程歩くと、山中一里塚です。ここは、ちょうど第二名神高速道路の
高架下です。櫟野観音道(いちのかんのんみち・大原道)道標があり、
休憩所になっていたのでいっぷくすることにしました。旧東海道は、京や
江戸へ往来する旅人が多かったので、土山宿を出てから行く先々には、
たくさんの道標や旅籠が見られます。

【山中一里塚の道標  4590】
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それからR1沿いの歩道を歩いてR1鈴鹿トンネルの上り、下りに分かれ
ている手前のR1地下道をくぐって東海遊歩道の坂を登っていきます。
辺りは茶畑が広がり、茶の手入れや、遠くで動噴機を使って茶の消毒を
している人が見えます。ここは、海抜400m程あり、寒暖の差が激しいた
めに良いお茶が取れます。
登り切ったところに江戸時代道中の安全を祈願して建立された高さが5
m以上ある「万人講常夜燈」が立っています。
 
その灯篭の大きさには圧倒されます。 
急な坂道を上がってきたので、息切れしています。眼下にR1鈴鹿トンネ
ルが見えるところでしばらく休憩です。

【万講常夜燈 4596】
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【鈴鹿峠の休憩所 疲れましたね。 4598】
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少し疲れが取れたところで、「さあー出発です。」 以前、車で伊勢へ行くと
きは鈴鹿トンネルをよく通りましたが、歩いて鈴鹿を超えるのは皆さん初め
てです。近江の国に別れを告げ、伊勢の国へ入ってきました。新緑の中の
東海遊歩道を坂下宿へと下っていきます。
辺りは、うっそうとしており曇り空
のため、なおさら辺りは薄暗くなってきました。いまにも山賊が出てきそうな
情景です。当時は鈴鹿峠越えは本当に難所だったのでしょう。 

【国境の道標 4600】
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【くねくねと坂道を下る。  4604】
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途中、R1の陸橋をくぐり、階段を下りたところに片山神社があります。
昨夜の雨で落葉が濡れて滑りやすいです。慎重に一歩ずつ下ります。
こんな山深いところに神社があるのですね。昔は、ここを通る旅人が安全
を祈願したのでしょう。更に坂下宿を目指して山道を下っていきます。

途中でR1に合流し、「曹洞宗法安寺」に着きました。ところが、後ろを歩い
ていた人たちが全然見えません。「休憩しているのかな?」と言いながら、
一緒に歩いていた人が、自分の靴下から血がにじんでいるのに気付きま
した。靴下を下げ、ふくらはぎを見ると「山ひる」が血を吸っているではあ
りませんか。慌てて取って捨てましたが、まだ少し血が出ています。
もう一人も靴下を下げて見ると同じように「山ひる」が血を吸っていました。
そうこうしている内に遅れて歩いてきた人達は、休んで「山ひる」を取り除い
ていたようです。山道を下りて来たときに、湿った落葉に「山ひる」が潜んで
いたようですね。鈴鹿山は、「山ひる」が多いことは知っていましたが、ほと
んどの人に吸い付いていたのにはびっくりです。
そんな訳で、もうたいへんな騒ぎです。 
日頃は、なかなか体験できませんね。

【片山神社前の階段を下りる 4605】
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【うっそうとした木々に囲まれた片山神社 4606】
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【りっぱな法安寺の山門 4611】 
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そしていよいよ坂下宿に入っていきます。
小竹屋本陣跡、梅屋本陣跡、大竹屋本陣跡など石碑が立っている
だけでほとんど宿場町らしい面影はありませんね。

【悲しきかな。 ゴミ箱と並ぶ大竹屋本陣跡の石碑 4613】
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坂下宿には、「鈴鹿峠自然の家」(旧坂下尋常高等小学校)があります。
そこから、ちょうど30人位の人たちがこちらを向いて歩いて来ました。
私達と同じくらいの年代です。東京から来た人たちで、鈴鹿峠を越えて
土山宿までいくようです。
「がんばって鈴鹿峠を越えてください。山ひるには気を付けて。(都会か
ら来た人は山ひるて知っているかな」 

【鈴鹿峠自然の家 4614】
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【東京から来た人達と交流 4615】
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【坂下宿を歩く 4616】
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坂下宿の家並みには、ここも、あそこもと空き家が多く見られます。山間な
ので若い人たちが住まなくなり、過疎化が進んでいるんですね。「私達の住
んでいるところもその内こうなるなー。」と話しながら、悲しくなります。 

そこを通り過ぎると、突き当りはR1です。雲行きがだんだんと怪しくなって雨
がぱらついてきました。ひどくもなさそうなので、そのまま行くことにします。
やっと関宿の入口来ました。
R1から逸れ旧東海道に入ります。「関宿 本陣早立」を描いた浮世絵看板が
あります。
絵には、武士が関所の入口で挨拶をしているしぐさが描かれています。
隣には、「西の追分」案内板があり、ここから関宿の町並みが「東の追分」に
向かって続いています。すぐそばに資料館があり、そこに入ってみました。
誰も管理人はいません。 
中は、畳の間が二つと土間などがあり、昔の家造りになっています。

【関宿の浮世絵看板 4620】
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【西の追分 4622】
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【資料館にて 4623】
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資料館を出て歩き始めると、左右に格子戸の家や、白壁にうだつ付いた家
など昔ながらの宿場町が残されています。
今日は土曜日ですが、観光客はまばらです。
関は、以前伊勢へ行くときに通過する町であり、今回のように町中を歩くの
はほとんどの人が初めてです。よく宿場町の景観が保たれており、凄いな
と感心させられます。
宿場の中ほどに「関地蔵院」があります。ここまで来るとちょっと観光客が増
えてきて、観光バスも入ってきました。
お土産屋さんが並んでいます。店先に懐かしい「いが餅」が売っていました。
昔、よくばあさんが山で取ってきたいばらの葉に小豆を入れた餅を蒸して作
ってくれました。

そして、どんどんと歩いて行くと今日の目的地「東の追分」に着きました。
お疲れ様でした。
ここは、「東海道」と「伊勢別街道」の分岐点です。
ここまでの総距離 15.8㎞  総時間 5時間5分です。


【関宿の町並み 4625】
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【関地蔵院 4626】
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【東の追分 4629】
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【東の追分で記念写真 4632】
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その後、迎えのワゴン車で近くの「小萬の湯」足湯へ行き、疲れた足を休
めました。少し足が軽くになった感じがします。 
近くお店で昼食のそばをいただきました。
こしがあってとても美味しかったです。

関ドライブインに寄って、お土産を買って帰路につきました。
8月は、暑いのでウオーキングはお休みにして、少し涼しくなった9月末に
第3回お伊勢参りウオーキングをします。

次は、関宿~伊勢別街道~津市上浜町の伊勢街道合流地点まで歩きます。
  

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