お伊勢参りウオーキング#1 (御代参街道) 【'14/6/12】

 今日は、第1回 【お伊勢参りウオーキング】に行ってきました。
昨年4月から1年かけてびわ湖一周したウオーキング仲間が、今度は
伊勢までのウオーキング企画をしました。
私達が住んでいる東近江市には、春日局が江戸時代、1640年(寛永17年)
に整備されたと伝えられる【御代参街道】があります。

その御代参街道と、3つの街道(東海道・伊勢別街道・伊勢街道)を歩いて
、お伊勢参りをしたいと要望がありました。
御代参街道はよく耳しますが、今回参加された人の中には、実際に歩いた
ことがある人は誰もいませんでした。
今日のコースは、芝原町から日野町鎌掛まで歩きます。又、新たな発見、
出会いがあることでしょう。

御代参街道#1 東近江市芝原町~日野町鎌掛
総距離:21.2km  総時間:5時間26分

【御代参街道ルート図】
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今日は、10人の参加です。午前6時半、東近江市芝原会館前に集合しま
した。梅雨空でどんよりと曇っていますが、風が少しありウオーキングに
取っては良いコンディションです。
芝原を出発し、田んぼの中の旧玉緒街道を歩いて、御代参街道と交差す
る今堀町に向かいます。今堀町に入ると江戸時代この辺り出身の保内商
人が庵室(事務所)を置かれていた日吉神社前を通り、20分程で
今堀町「やおたね」に着きました。

【日吉神社 414】
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「やおたね」は、おまんじゅう屋さんです。子供の頃、よく祖母に連れられ
て買いに来ました。あの頃は、余り甘いお菓子が無かった時代であり、
美味しかったことを懐かしく思い出しました。 
今は、「まんじゅう」は作っていませんが、近くの県道で新しくコンビニ店
をされています。

この「やおたね」前には、御代参街道を示す道標が立っています。
今回の御代参街道ウオーキングの出発点は、この「道標」があるT字路
としました。
道標を真ん中にしてみんなで記念写真を撮りました。

【東近江市今堀町 御代参街道の道標 T字路  416】
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【今堀町 御代参街道の道標 419】
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この道標から日野町鎌掛を目指して歩きます。
住宅地を通り、布引台に向かう途中の三ヶ日溜を過ぎると、緑の木立
の中に鮮やかな朱の鳥居が見えてきました。ここは、「見送り稲荷神社
」です。案内板によると明治23年、ここを通る旅人を山賊が襲ったとき
に、白狐が現れて山賊を追っ払ったと言い伝えられ、その後、白狐を祀
る神社が造られたとあります。
  
私は、子供の頃に「○○さんが夕方に八日市から芝原へ歩いて帰
る途中に、キツネに騙され道に迷って朝まで帰ってこられなかった。」と、
よく聞きましたが、良いキツネもいるのですね。 


【見送り稲荷神社 420】
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道から参拝して布引台の住宅街を通ると長谷野の交差点に出てきます。
ここにも道標があります。道標の横には、お地蔵さんが祀られています。

【東近江市布引台の道標  422】
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そして200m程歩くと、山裾に小さな古びたお堂があります。
「願王山長谷寺地蔵大菩薩のお堂」です。その案内板には、大蛇退
治の伝説と蛇溝町と言う地名の由来が書かれています。

そうだったのか、近くに住んでいながら「なぜ、蛇溝と言うのか。」
初めて解りました。私達の住んでいる町にも、素晴らしい伝説がある
のですね。 


【願王山長谷寺地蔵大菩薩のお堂 423】
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長谷野の住宅街を抜け、名神高速道路のトンネルを通過し、布引丘陵
を下ると桜川東の栩原神社です。ここで少し休憩してから、田んぼの中
の道を歩き、桜川東の家々を過ぎ、交差点のコンビニに寄ってトイレ休
憩とコーヒーを頼みました。
少し喉が渇いていたので、とても美味しかったです。 

【桜川東の田んぼ道 後方は布引丘陵 426】
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休憩後、県道46号を日野に向かって歩きます。ちょうど8時です。
道路は通勤の車で渋滞しています。日野川の橋を渡り、東近江市大塚
町の池前で休憩です。紫陽花がきれいに色づき始めています。
ここまで芝原を出発してから2時間です。

【県道46号 東近江市大塚町の池前  429】
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そして近江鉄道の朝日大塚駅の踏切を渡り、大塚の住宅地
を抜け、再び田んぼの中の道を通過すると東近江市岡本町です。

【朝日大塚駅 電車が来るのを待つお客さん 432】
通勤時間帯ですが、お客さんは一人だけで閑散とした駅です。 
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岡本は、御代参街道の岡本宿があったところです。道路沿いのあち
こちの家前には、屋号の石碑が立っています。ざっと二十軒はある
でしょうか。江戸時代300年間、宿場町として栄え、旅人が一夜体を
休めたことでしょう。

【岡本宿入口 433】
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【尾張屋跡の石碑 432】
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住宅地を通り、県道41号に出ると「ガリ版伝承館」があります。まだ、早
い時間なのでオープンしていないようです。建物の外観だけを写真に撮
りました。又、機会があれば伝承館の中を見学したいものです。

【ガリ版伝承館 440】
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岡本宿を過ぎ鋳物師に入ります。ここは、朝鮮から鋳物を伝えた人が住ん
でいたようです。東近江市とは別れ、日野町石原に入ります。ここも宿場町
です。日野町内の御代参街道は、曲がり角に道案内板があります。特に石
原は、県道41号線から住宅地に入ると、又41号線に戻り、再び住宅地の中
を歩くという複雑な順路になっています。

【日野町石原の道標 443】
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【石原宿の住宅地 446】
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そこから、小谷、三十坪、小御門を通って日野町内池へ入ります。
ここまで、コンビニがなかったので内池郵便局でトイレを貸していただき
ました。郵便局前で休憩です。
休憩していると、80歳位でしょうか老人が杖を突きながら話しかけてきま
す。「お伊勢さんまで歩いていく」と言うと、「私は足が悪いので歩けないの
だ」と私達を羨ましがっています。  

【内池郵便局前 448】
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【日野町内池郵便局前の道標 449】
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休憩後、郵便局前の道を上野田下へ500m程行くと正覚寺前に大きな
常夜燈があります。
そこを右に曲がります。案内板には「いせみち」とあります。

【上野田下の常夜燈  451】
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ここから日野町木津へ向かう御代参街道は、田畑が基盤整備されてい
るため、昔の道とは少し異なっていると思われます。田んぼの中の道を
通ってR307、日野水口グリーンバイパスを横断して木津に入ってきました。

【日野水口グリーンバイパスを横断  454】
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木津の住宅地を抜けと日野川の手前に「雨引神社」があります。日野
川の橋を渡らず、河川敷沿いの道を上流に向かって歩いていきます。
道ばたの田んぼで女性が田の草取りをしています。「こんにちは」と声
を掛けると「こんにちは」と返してきます。
暑いのにご苦労様ですね。 
風はありますが、私達も歩いていると汗でシャツが濡れてきました。

【木津の雨引神社  455】
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そこを過ぎると寺尻の住宅地へ入ります。ここには地蔵堂があり、その
横に「茶屋まち」の案内板があります。ここは「茶屋まち」と呼ばれ、ここ
を通る旅人のために茶店や料亭があり、にぎわったようです。昔の人は、
1日10里位歩いて旅をしたので、行く先々で地の美味しい物を楽しんだの
でしょう。家内の叔母が、日野町内池で和菓子屋さんを営んでいま
すが、その店では、名物「蒲生氏郷」の兜最中を作っていますので、江戸
時代からあったのでしょうか。今度、聞いてみよう。

【地蔵堂 461】
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【茶屋まちの案内板 458】
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寺尻を出て、再び日野川に出てきましたが、残念ながらこの先河川敷は
通行できなくなっています。御代参街道を迂回する標識があります。
仕方がないので、日野川を渡りしばらく広い道路を歩きます。
両脇には田んぼがありますが、辺りは山間のためか米が植え付けされて
いない田んぼが多いです。又、防獣用柵がずっと続いています。しばらく
行くと、鎌掛へ行く御代参街道の案内版があり、そこを左に曲がり、もう一
度日野川を渡って鎌掛に入ります。
ここも宿場町でした。家々の軒先には、当時の屋号が取り付けてあります。

【棒屋の屋号 462】
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住宅地を歩いて県道41号に出る手前に地蔵堂があります。そこを右へ案
内板の矢印に沿って歩くと田んぼの道へ出てきます。
又、日野川に沿って歩きます。ここまで来ると日野川は、川幅が数mとだい
ぶ狭くなっており、川中には草が覆い茂っており余り水が流れていないよう
です。

【鎌掛の地蔵堂  463】
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【日野町鎌掛 県道41号 日野川の橋を渡ったところ 466】
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そして、到着地点である県道182号線の交差点に着きました。
ちょうど、12時になりました。
ここには、「赤坂の往来安全 石造地蔵尊」が祀られています。
地蔵尊前で、記念写真を撮りました。
今日のウオーキングは、ここで終り、帰る予定で○○観光さんの迎えワ
ゴン車に乗り込み、一旦は帰ることにしましたが・・・・。 


【石造地蔵尊  467】
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【石造地蔵尊で記念写真  470】
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